(珍しく日記です)前後しますが14日の龍巳の会祇園甲部歌舞練場は前日のリハーサルから劇場に入らせていただき、この劇場で撮影できるなんて人生で一回だけかもというおもいで撮影しておりました。
千穐楽のあとは美濃吉で一次会、二次会は祇園に移動して、家元がお茶引いてる子がいたらみんな呼びなさいと仰ったものですから舞踊家と芸舞さんで足の踏み場もないほどに。
ものすごく賑やかな中、隣のよしじろう(藤蔭善次朗)さまが「キョータエさんが」と何度も口にされて「もしかして歌舞伎役者の中村京妙さま?」ときくと「そうよ」とおっしゃる。
三社祭で浅草芸者の乃り江姐さんのお店でお見かけして、ひとりだけ別世界の扉が開いたような空気感で感動してお写真を撮らせていただいたのがご縁でLINE猫友なのです!
それで写真を送ったらすぐにお返事をくだすって、歌舞伎座で上演中の(玉三郎さまの)妹背山婦女庭訓にて小菊を演じていらっしゃるとのこと。
あらまあ!千穐楽に切符をとってあるので楽屋にご挨拶に行こう。
これだけたくさんの人間がいても世間は案外狭いのかもしれません。
浅草に住むようになってから、浅草というより江戸時代に引っ越したんじゃないかと思ってしまう時がある。
長くなってしまいました。
どうせ誰も読まないだろうと普段は何もかも省略しているのですが、通り過ぎてしまうのが惜しい思い出になりましたので。


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